ブレッドボードの使い方
【ブレッドボードとは】
電子関係で、疑問が起こったり、興味がわいたりしても、いざ回路を組もうと思っても、なかなか大変です。
まず、部品を用意して、電源やその他を用意して、いざ回路をハンダ付けして実験してみます。
うまくいかないときは、ハンダ付けで、やり直します。
やけどもします??、机や床を焦がします??
こんな時のための強い味方が、簡単に実験できる“ブレッドボード”の実験セットです。
ブレッドボードとは簡単に実験が出来るボードです。半田ごてを使わず、部品やジャンプワイヤをボードに差し込むだけで、簡単に配線が出来るので、すぐ実験が出来るようになっています。
【ブレッドボードの構造】
(1) 穴の秘密
ブレッドボードの中は下図のように、金属板コネクタが入っています。金属板コネクタに差し込めるように穴が開いています。この穴が大切なのです。
(2) 電源の配線
(3) 部品の配置
部品を配置する場合は、配線しやすいように縦1ラインを使います。もちろん簡単な配線ではそのまま配線してもかまいません。つながっている他の穴にワイヤを刺してつないでいきます。
(4) してはいけない配置
間違った配置では、端子がショートします。注意しましょう。
してはいけない配置(ショートします)
(5) 実際の配線状態
つながっているライン上の穴を使えば、部品の足をつないだ事になります。
上図では、電池を電源として縦のラインに接続しています。縦のラインに接続すれば、電源に
つないだ事になります。
上図では抵抗を電源ラインと一番上の右側の横ラインにつないでいます。この横ラインにLED
のプラス側をつないでいます。
横ラインのいちばん上の左側は、右側とはつながっていないので、ここに、LEDのマイナス側を
差し込んでいます。ここに、電源のマイナス側からワイヤーをつないでLEDのマイナス側の
配線は終わりです。LEDには抵抗をつないで電源がつながり、光ります。うまく光ったでしょう
か。
抵抗値の決め方や、LEDの配置などは「LED」を使った実験をご覧ください。
ブレッドボードをうまく使って簡単に実験してみましょう。