デジタル マルチ メータ (訳あり品)

            900円 (税込・送料別)

      限定 10台

日本橋ならではの訳あり品です。

高価なデジタル マルチ メータが格安で手に入ります。ただし、性能が良くありません。だけど、有ると無いとでは大違い。実験用と割り切りましょう。

(余裕のある方は、3000円程の物を買いましょう。

この商品は、100Vなどを測定した場合、少し低く表示します)

その代わり、初心者でもデジタル マルチ メータを壊さず、安全に使える説明書をお付けしています)

   

  初めてデジタルマルチメータ を使う

       DLG-DT830D を壊さないで、安全に使う方法

                                日本橋大阪電子通販 著

 

(ご注意)添付の取扱説明書にはデジタル温度テスターと書かれていますが、温度は測れません。

【使用上の注意】

  家庭用の計測器です。100Vから200Vまでで使ってください。

300Vを超える電圧を測定するのは危険です。

  直流60V、交流30V以上では、感電すると危険です。直接端子に触らないでください。

【使える範囲・製品の仕様】

  測定種類

電圧 交流(AC/直流(DC)の測定。

電流 DC電流(電流を測るときは注意が必要)の測定。

  抵抗値   

  導通試験(ダイオード試験)

  トランジスタのhFE直流電流増幅率)の測定。

 

  その他仕様

   オーバー表示(測定範囲を超えた場合)   「 1 」を表示。

   使用電池  角型9V 006P

   電池電圧低下 電圧低下マークを表示。     バッテリーマーク  


   ヒューズ  基盤に直付け0.5A 250V

 

【使用時の注意】


使用しないときはレンジを「OFF」にします。

赤いリード線を2段目の“V ΩmA”に入れる。

黒いリード線は最下段の“COM”に入れます。 

   “10A”端子は直流10Aを測定する時だけ使います。

○重要

使用しないとき、終了した時はレンジを「OFF」にします。

測定するときは、必ず、レンジを切り替えてからリード線を

端子に当てて測定します。接続中にレンジは変えないで(レンジによれば危険)、機器を壊す原因になります。


レンジは、測定したい値より大きいレンジにして計ります。

表示した値が小さい時にレンジを切り替えます。

レンジが測定値より小さい時は、オーバー表示 「 1 」

します。 使用状態により、壊れるので注意。

          


【電圧の測定】

○交流を測る  

“V~”マークは交流のマークです。

一般家庭では交流100V、エアコンなどは200Vです。

家庭内の電圧を測るときはこのレンジを使います。

 

(重要)

  感電すると危険ですから、注意してください。

  レンジを間違って、他のレンジにしてコンセント100Vに

  つなぐと、機器を破損したり焼けたりして危険です。

 750Vは高圧電源用です。危険ですから高圧電源の測定には使用しないでください。(高圧電源は近づくだけで感電します) 大型モーターなどは、サージ電圧・誘導電圧など、予期しない高電圧が発生します。直接モーターなどの運転中に電圧測定しないでください。


○直流電圧を測る

 電子回路で直流を測る場合は、この、直流20Vを使います。

 電池などを測ると1.52などと表示します。

 電子回路の電源は電池2本で3V、ACアダプタなどでは

 5V,角型006P電池は9Ⅴ、乗用車は12Ⅴです。トラックは24Vです。

   

2000mVレンジは、mVは1000分の1ボルトですから、

2000mVと表示されたら2Vの事です。電池を測って、1520と表示されたら、1.52Vの事です。





【導通チェック】

配線などが切れていないか、コネクタなどの配線が、

どこにつながっているかを調べます。

両端にリード線をつなぐと、導通していれば“ピー”となります。

                 

○注意

導通は、微弱な電流を流して測定します。従って、電池や電源、コンデンサー(充電された状態)などでは、ショートする事が有ります。必ず、電源などと離れた、配線などの測定だけに使ってください。

 

【抵抗値測定】

抵抗ですから、Ω表示になっています。

図のレンジの200k は200KΩの事です。

赤黒のリード線に何もつながっていない場合は、抵抗値無限大ですから、オーバーの「 1 」表示です。 

赤黒のリード線の先端を直接ショートさせると、0Ω表示します。

リード線の接触が悪い場合は、リード線の先端を少し磨きましょう。安い機器では、機器自体と、リード線の品質の問題で、表示が不安定になりやすいです。(残念ながら、これもそうです)

接触不良の状態では、何を測っているのか分からなくなります。

○注意

抵抗測定は、微弱な電流を流して測定します。従って、電池や電源、コンデンサー(充電された状態)などでは、ショートする事が有ります。必ず、電源などと離れたところの測定だけに

使ってください。

【直流電流測定】

直流電流を測ります。交流は測れません。

電流を測るのですから、回路の中に入れる事が必要です。

赤いリード線は2段目の“V ΩmA”のままです。 

測定したい回路の中に直列に入れて、流れる電流を測ります。通常は、200mAレンジを使います。回路に流れる電流値を計算し、オーバーしないように注意してください。

計算は、オームの法則を使います。

   V=R I  ですから、  電流は I=V / R   

    電圧を抵抗で割った値です。

○注意

10Aレンジは、危険ですので、使わないでください。

使うときは、赤リード線を、一番上の10Aコネクタにつなぎます。

また、大電流ですので、発熱しますから、測定は10秒未満にし、再度測るときは、15分ほど間隔をあけて測定します。

電気の事を十分理解できてから使用するようにしてください。

注意してください、失敗すると、回路の中に組んでいますか                                                                                              ら、ヒューズが切れて、回路がストップします。


【ダイオード テスト】

ダイオードの + (アノード)を赤いリード線に、 

-(カソード) を黒のリード線につなぎます。

 (下の図を参照してください)

 アノード―カソード間の低下電圧を表示します。


ダイオードは一方向にだけ電流がながれ、反対方向には

電流は流れません。しかし、電流の流れる方でも少し抵抗があり、電圧は低下します。

導通試験と同じレンジですから、少し電流が流れる事に注意してください。電流を流して、電圧降下を測定しています。

  


+、- を反対に接続するとエラーになります。

  

○注意

ダイオードチェックは、微弱な電流を流して測定します。


【トランジスタ テスト】

 

トランジスタのhFE(直流電流増幅率)の測定をします。

トランジスタは、P型半導体と、N型半導体を組み合わ

せた物です。組合せにより、PNP型とNPN型が有ります。


PNP型は、2SA,2SBで始まる型番で、NPN型は

2SC、2SDで始まります。


トランジスタの3本足は、エミッタ、ベース、コレクタ

と呼ばれます。


NPN型とPNP型では、矢印の方向に電流が流れますので、

流れが逆になります。現在では電流制御用としてシリコンを使った

NPN型が良くつかわれます。

 

写真の2SA608PNP)の足は、左からE(エミッタ)、C(コレクタ)、B(ベース)となっています。

 

トランジスタは、種類や型によって、足の順番が違います。必ず足の順番を調べてください。

 

日本では、E、C、Bの配列が多いですが、他に、B、C、Eの配列になっている物もあります。

SA608 の接続例  

PNP型トランジスタ、足 ECB になっています。

       NPNトランジスタの例です。

【電池の交換】

電池の容量が少なくなると バッテリー マーク  を表示します。

バッテリー 角型0006P  9V 電池を交換してください。


(1) レンジスイッチを、OFF の位置にします。

裏ぶたを外す   2本のねじを外す。


(2)電池を交換する。


(3)裏ぶたを取り付け、ネジ止め祖ます。



これで、あなたは、デジタル マルチ メータの取り扱いは

ベテランです。

取扱説明 終了。